南海電鉄、新たな電車「めでたいでんしゃ かしら」運行開始を発表 車内にはHYDE氏のシルエットやロゴマーク(1/2 ページ)

» 2021年08月05日 12時47分 公開
[秋月かほITmedia]

 南海電気鉄道(以下「南海電鉄」、大阪市)は加太観光協会および磯の浦観光協会と共同で進めている「加太さかな線プロジェクト」で、新たな電車「めでたいでんしゃ かしら」の運行を開始することを発表した。運行開始日は9月18日で、区間は和歌山市駅〜加太駅間。

めでたいでんしゃかしら外装イメージ 外装イメージ
めでたいでんしゃかしら内装イメージ 内装イメージ

 今回運行を開始するめでたいでんしゃ かしらは、すいぶん前に加太の海を飛び出し、長い冒険から戻ってきた「さち」の兄という設定の電車。「かしら」には「尾頭付きの鯛・最初から最後までめでたい縁起物」「おかしら、かしら・船の船長、リーダー的な存在」という意味が込められている。

めでたいでんしゃかしら正面 正面デザイン
めでたいでんしゃかしら外装イメージ 外装デザイン

 外装には「黒色」を基調に加太の鯛を想起させるうろこ柄を、内装には加太さかな線の7つの宝(加太線7駅のご利益マーク)、宝さがしをイメージした迷路柄やコンパス柄のシートを配するなど、海賊船や冒険船をイメージしたデザインに仕上げた。また和歌山市出身のアーティスト・HYDE氏とのコラボレーション企画として、車内にはHYDE氏のシルエットやロゴマークを施している。

 「めでたいでんしゃ かしら」は9月17日に試乗会を開催し、9月18日から正式に運行を開始する。

めでたいでんしゃかしら内装イメージ 内装デザイン
めでたいでんしゃかしら内装イメージ 内装デザイン

「めでたいでんしゃ かしら」の概要

加太線で運行する車両(7100系2両1編成)の内外装に装飾を施す。

1.運行開始日:2021年9月18日

2.運行区間:和歌山市駅〜加太駅間 ※和歌山港線を運行する場合がある。

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